解決事例
【解決事例】財産分与・養育費・面会交流について有利な条件を整え、協議離婚を成立させた事例
本件は、遠方に転居した夫との協議離婚を希望される妻からのご依頼でした。代理人として書面交渉を進め、財産分与約500万円・養育費月額約7万円・面会交流における母親の付添交通宿泊費の相手方負担および実施場所の調整を実現する内容で、受任から約7か月で離婚を成立させた事例です。
🔍 依頼者の状況
- 依頼者: 鈴木美咲さん(仮名・30代女性)
- 当事者関係: 夫との婚姻期間約9年・未成年の長女1人
- 主な争点: 財産分与の金額/養育費・婚姻費用/面会交流の条件(実施場所・付添費用の負担者)
鈴木美咲さん(仮名)は、結婚当初から夫が家事や育児にほとんど関与せず、夫婦間のコミュニケーションも乏しい状態が長年続いていました。さらに夫が転勤により遠方に単身赴任となったことで生活の実態が完全に分かれ、ご相談に来られた時点では事実上の別居状態となっていました。
夫からの不貞や暴力(DV)といった「典型的な離婚原因」は存在しないものの、長年積み重なった夫婦間のすれ違いから、ご相談時には離婚そのものは双方ともに前提としつつ、財産分与・養育費・面会交流の条件をどう整えるかが現実的な課題となっていました。長女の親権者を母(依頼者)とすることについては、相手方も特段争う姿勢を見せておらず、当初から大きな争点ではありませんでした。
依頼者と相手方の居住地が遠く離れているため、面会交流について実施場所や母親の付添にかかる費用負担を依頼者側に過度な不利にならない形で整理すること、そして今後の生活の基盤として相応の財産分与を確保することが、ご依頼の最大のポイントでした。
⚖ 当事務所の対応
① まず交渉、揉めれば調停 — 二段階方針を依頼者と共有
当事務所では、ご相談段階で「まずは代理人による交渉での離婚成立を試み、条件面で大きく折り合わない場合には改めて家庭裁判所の離婚調停に進む」という二段階の方針を依頼者にご提案し、ご了承いただきました。いきなり調停を申し立てると半年から1年単位で時間がかかることが多いため、まずは交渉で着地点が見えるかを試すのが依頼者の利益にかなうとの判断です。
受任後速やかに相手方へ受任通知を発送したところ、相手方も代理人弁護士を選任しました。これにより、当事者本人同士の感情的なやり取りに陥ることなく、代理人同士の交渉により冷静に各条件を詰めていく土台が整い、結果として調停に進むことなく交渉のみで合意に至ることができました。
② 婚姻費用・養育費・財産分与の3点について、客観的資料に基づく金額主張
別居期間中の生活費(婚姻費用)と、離婚後の養育費については、双方の収入資料をもとに家庭裁判所の算定表に沿って算出し、婚姻費用は月額約12万円・養育費は月額約7万円を相手方に提示しました。あわせて長女の習い事費用(絵画教室・ダンス教室)を養育費とは別枠で月額5,500円とする内容も合意に組み込み、相手方からこれらを了承させました。
財産分与(婚姻期間中に夫婦が協力して形成した財産を、離婚に際して清算する制度)については、双方の預貯金・保険・確定拠出年金・有価証券等の資料を網羅的に開示・整理し、婚姻時から別居時までの財産形成過程を分析した上で、当方から約550万円を主張しました。相手方は減額を強く求めましたが、各種財産の評価額や、夫婦それぞれの寄与の度合いを資料に基づいて粘り強く説明し、最終的な合意金額を引き上げる交渉を進めました。
③ 面会交流:母親の付添費用の相手方負担と、実施場所の半数を地元に振り分ける調整
面会交流に伴う子の交通費は、家庭裁判所の運用上、面会交流を実施する側(本件では相手方)が負担するのが原則です。本件ではこれを前提とした上で、さらに踏み込み、長女に付き添う母親(依頼者)自身の交通費および宿泊費(1泊1万円までを上限、新幹線料金を上限とする交通費)を相手方が負担することを協議書に明記するよう求め、合意に取り付けました。長女が小学校に通っている間は母親の付添が現実的に必要な状況であり、この付添費用を依頼者が自前で負担する建付けでは、面会交流のたびに依頼者側の家計に大きな影響が及ぶためです。
あわせて、面会交流の実施場所についても調整しました。年4回(ゴールデンウィーク・盆休み・冬休み・春休み)の宿泊付き面会交流のうち、盆休みと春休みの2回は依頼者の地元で実施し、残り2回のみ相手方の居住地で実施することを協議書に明文化しています。これにより、年間を通じて長女と母親が遠方まで赴く回数を半分に抑え、移動に伴う心身の負担を最小化する設計としました。
あわせて、親権者は妻(依頼者)と書面化(前述のとおり大きな争いはなく、当方の希望どおり確定)、年金分割の按分割合は0.5(夫婦それぞれ均等)として明記しています。
💡 解決結果
受任から約7か月で協議離婚を成立させ、財産分与約500万円・養育費月額約7万円+習い事費用月額5,500円・年金分割0.5を盛り込んだ離婚協議書を取り交わしました。長女の親権についても、当方の希望どおり妻(依頼者)と書面化しています。さらに面会交流に関しては、母親が付き添うための交通費・宿泊費を相手方負担とし、年4回のうち2回は依頼者の地元で実施することを協議書に明記したことで、将来にわたる費用面・移動面の負担を最小化しました。
当初お示しした「まずは交渉、折り合わなければ調停」の二段階方針のうち、交渉段階で双方が納得できる条件にたどり着いたため、家庭裁判所の離婚調停・離婚訴訟という長期化しがちな手続を回避できた点も本件の大きな成果です。
💬 弁護士からのアドバイス
「離婚協議では、養育費・財産分与・面会交流という個別条件を、いかに依頼者の長期的な生活実態に即して設計するかが勝負どころになります。本件のように親権について大きな争いがないケースであっても、それ以外の条件設計次第で離婚後の生活の安定度は大きく変わります。
進め方としては、まずは代理人による交渉で協議離婚の成立を試み、条件面で折り合わない場合には調停に移行するという二段階方針が依頼者の負担を抑えやすい王道です。本件は相手方も早期に弁護士を選任されたため、感情的な対立に陥らず代理人同士の書面交渉のみで合意に至ることができました。
特に遠隔地間での面会交流が前提となるケースでは、子の交通費を相手方が負担するのは原則として当然のことですが、それだけでは依頼者の負担はゼロにはなりません。小学校段階のお子さんであれば親の付添が現実的に必要となるため、付添親の交通費・宿泊費を誰が負担するのか、また面会交流の実施場所をどう振り分けるのかまで踏み込んで合意書に明文化しておかないと、毎回の面会交流の度に依頼者の家計や時間が削られていく結果になります
代理人弁護士を立てることで、相手方と直接やり取りする精神的負担から解放され、感情ではなく根拠と条件で交渉を組み立てることが可能になります。離婚をお考えの段階で一度ご相談いただければ、ご状況に応じた最適な進め方をご提案できます。」
📞 このような方はぜひご相談ください
- 配偶者と直接やり取りすることに強い精神的負担を感じており、代理人を立てて交渉したい方
- 養育費・財産分与・面会交流の条件を整理した上で、まずは交渉で協議離婚の成立を試みたい方
- 別居後に配偶者と遠く離れて暮らしており、面会交流の実施場所や付添費用の負担に不安を抱えている方
- 婚姻期間中に形成された財産の整理(財産分与)について、客観的な根拠に基づいて主張したい方
大東法律事務所では、離婚・男女問題に関するご相談を多数お受けしております。離婚をお考えの方、配偶者との関係でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
【解決事例】離婚を経て膨らんだ約200万円の借金を自己破産(同時廃止)で全額免除された事例
本件は、前夫が生活費を十分に入れない婚姻生活の中で生活費を補うために借入が積み重なってしまった依頼者の事例です。当事務所が自己破産(同時廃止)を申し立てた結果、約200万円の債務全額が免責され、再スタートを切ることができました。
🔍 依頼者の状況
- 依頼者: 佐藤美咲さん(仮名・30代女性)
- 当事者関係: 依頼者と前夫(婚姻中の家計負担)、消費者金融・カード会社・後払い決済事業者など複数社の債権者
- 主な争点: 婚姻中の生活費不足を補うために膨らんだ債務を、生活再建のためにどう整理するか
佐藤美咲さん(仮名)は、大阪府にお住まいの30代の女性で、当時、前夫と幼い長女との3人暮らしでした。長女が生まれた頃から家計が苦しくなり、家賃や光熱費は前夫が支払うものの、毎月の生活費として渡されるのはわずか5万円程度。前夫は自身の収入を妻に明かそうとせず、佐藤さんは自身のパート収入と合わせて何とか家計をやりくりしていました。
しかし、不足する食費等を補うために大手流通系のクレジットカードでの借入を始めたことを皮切りに、二女の妊娠・出産による収入減、後払い決済サービスの利用、子どもたちの相次ぐ感染症による看病でパートに出られない時期が続いたことなどが重なり、家計は徐々に追い詰められていきました。最終的には消費者金融からの借入にも頼らざるを得なくなり、借入先は10社以上、債務総額は約200万円にまで膨らんでいました。
⚖ 当事務所の対応
① ご相談からの迅速な受任通知の発送
ご相談を受けた当事務所は、まず受任通知を債権者各社へ一斉に発送しました。これにより、佐藤さんを長く悩ませていた取り立てや督促の連絡が止まり、まずは精神的に落ち着いて生活を立て直す時間を確保することができました。
② 生活状況・債務発生の経緯を丁寧に聴取し、裁判所への報告書にまとめる
自己破産では、なぜ支払いができなくなったのか、ギャンブルや浪費といった免責不許可事由(破産者が借金を背負った原因が射幸行為や浪費等にある場合に、原則として免責が認められなくなる事由)がないかなどを、裁判所に対し具体的に説明する必要があります。
当事務所は、佐藤さんから家計の実情・婚姻生活の中での生活費負担の状況・支出が膨らんだ理由などを時系列で丁寧にお聞き取りし、家計収支表、職歴一覧、婚姻歴、同居家族の状況などを添えた詳細な報告書として裁判所に提出しました。借入の動機が生活費の補填であり、浪費やギャンブル等の免責不許可事由に当たらないことを、客観的事実に基づき明確に示しました。
③ 裁判所への申立て・同時廃止決定の獲得
申立書類一式を整え、裁判所へ自己破産を申し立てました。同時に、所有財産は最低限の生活用品のみで、処分すべき財産がないことから、同時廃止(破産者に処分すべき財産がない場合に、破産手続の開始決定と同時に手続を終了させる簡易な方式。管財人が選任されないため、費用も期間も大幅に圧縮されます)での処理を求めました。
その結果、申立てからほどなく破産手続開始決定と同時廃止の決定が一括して下され、その後、免責許可決定(裁判所が借金の支払義務を法的に免除する決定)が確定し、佐藤さんは約200万円の債務全額から法的に解放されました。
💡 解決結果
当事務所が申立てから免責までを一貫してサポートした結果、佐藤さんは約200万円の債務全額について免責許可決定を受け、すべての借金から解放されました。
同時廃止での処理となったため、申立てから免責確定までの期間も比較的短く、管財事件と比べて費用面の負担も大幅に抑えることができました。手続中も督促の連絡が止まっていたことで、安心して子育てに集中しながら新しい生活の準備を進めることができました。
💬 弁護士からのアドバイス
婚姻生活の中で配偶者が生活費を十分に渡さない、収入を明かさないといった状況は、表向きはご家庭の問題に見えても、実態として一方の配偶者だけが家計の責任を一身に背負い、借金で穴埋めをせざるを得なくなっている例が少なくありません。本件のように、生活費の補填や子育てに伴う支出のために借入を重ねたケースでは、浪費とは評価されにくく、同時廃止での免責が認められやすい類型といえます。
「自分の浪費ではなく家族のための借金だから自己破産は気が引ける」「家事や育児で忙しく弁護士に相談する時間がない」と感じる方も多いですが、受任通知を発送すれば取り立ては止まり、その後の手続は弁護士が一括して進めます。早い段階でご相談いただくほど、選択肢も広がり、ご本人の精神的負担も小さくなります。
📞 このような方はぜひご相談ください
- 配偶者・元配偶者から生活費を十分に渡してもらえず、生活費を補うために借入を重ねてしまった方
- 出産・育児・子どもの病気などをきっかけに収入が減り、返済が追い付かなくなってしまった方
- 消費者金融や後払い決済サービスからの借入が複数社にわたり、月々の返済が苦しくなっている方
当事務所では、債務整理に関する初回のご相談は無料となっております。
債務整理・自己破産でお悩みの方は、今すぐご相談ください。
【解決事例】ギャンブルが原因の借金、しかも申立後にも再発――それでも自己破産で免責許可決定を獲得した事例
本件は、長年のギャンブルが原因で多額の借金を抱え、自己破産を申し立てた後にも一度ギャンブルが再発してしまった依頼者について、誠実な経過報告と生活再建計画の積み上げによって裁量免責を獲得した事例です。「ギャンブルが原因だと自己破産しても免責は無理ではないか」と諦めかけている方にこそ知っていただきたいケースです。
🔍 依頼者の状況
- 依頼者: 鈴木翔太さん(仮名)/大阪府にお住まいの30代男性
- 借金の原因: 長年のギャンブル(パチンコ・公営競技等)による多額の消費者金融債務
- 主な争点: 免責不許可事由(破産法上、借金を法的に帳消しにできないとされる事情のこと。ギャンブルや浪費による借金がこれに該当します)が認められる中で、それでも裁判所の裁量で免責を認めてもらえるか
鈴木さん(仮名)は20代の頃から少額のギャンブルを楽しむ程度でしたが、正社員として収入が安定してからは賭ける金額が大きくなり、給料だけでは足りずに消費者金融からの借入が始まりました。当初は給料日に返済できる範囲でしたが、徐々にギャンブルへの執着が強まり、限度額いっぱいまで借りては別の業者から借りる「自転車操業」状態に陥り、最終的に複数社にわたる多額の債務を抱えることとなりました。
「ギャンブルが原因の借金は自己破産しても免責が認められないと聞いた」という強い不安を抱えながら、大東法律事務所にご相談に来られました。
⚖ 当事務所の対応
① まずは依頼者の負担が小さい「同時廃止」での申立てに挑戦
ご相談を受けた当初、当事務所では同時廃止(破産者に処分すべき財産がない場合に、破産手続開始と同時に手続を終わらせる簡易な方式)での申立てに挑戦する方針を立てました。同時廃止は、少額管財事件(裁判所が選任した破産管財人が調査を行う、より丁寧な方式)と比べて、
- 裁判所への引継予納金(破産管財人の報酬等にあてる積立金)の負担がほとんどない
- 手続にかかる期間が短く済む
- 破産管財人との面談や事情聴取の負担がない
といった点で、依頼者本人にかかる経済的・心理的な負担が大きく軽減される手続だからです。
借金の原因にギャンブルが含まれる場合でも、その経緯や金額、現在の生活再建状況などの事情を丁寧に説明することで、同時廃止での処理が認められる可能性はゼロではありません。鈴木さん(仮名)の生活再建を最優先に考え、まずは同時廃止での申立てにチャレンジしました。
② 裁判所判断による管財事件への移行と、引継予納金の積立計画
しかし裁判所は、本件の事情を踏まえ、破産管財人による調査が必要との判断を示し、少額管財事件への移行が決まりました。これに伴い、依頼者は破産管財人への引継予納金として21万6,000円を裁判所に納める必要が生じました。
依頼者の手元資金には余裕がなかったため、毎月分割での積立を裁判所に認めてもらう方針とし、積立計画を立てて手続を進めました。同時に、当事務所では裁量免責(不許可事由があっても、反省や生活再建の状況を踏まえて裁判官の判断で免責を認める運用)を見据え、破産管財人および裁判所に対し依頼者の生活実態と再建意欲を伝える材料を継続的に提出していく方針を固めました。
③ 申立て後の「ギャンブル再発」に対する誠実な対応
ところが、引継予納金の積立期間中、依頼者が転職後のストレスから再度ギャンブルに手を出してしまうという事態が発生しました。これは免責判断に致命的な影響を及ぼしかねない出来事です。
当事務所では事実を一切隠さず、すぐに裁判所宛に上申書を提出し、以下を正直に報告しました。
- ギャンブルにより当月の生活費を費消してしまったこと
- これに伴う新たな借入は一切行っていないこと
- 本人がギャンブル依存症の自覚を持ち、医療機関での治療・カウンセリングを受ける意思を持っていること
- 通帳・キャッシュカードはご家族に管理してもらい、現金をできるだけ持たずチャージ式の電子マネーで生活する等、物理的にギャンブルできない環境を整えること
- 積立予納金の残額についての具体的な支払計画
あわせて、本人直筆の反省文と家計収支表、生活再建案を提出し、依頼者本人が事態を直視していることを記録として残しました。
④ 月次での積立報告と家計収支表の継続提出
その後は、毎月の積立状況報告書と家計収支表を裁判所・破産管財人に継続的に提出し続けました。家計収支表ではギャンブル関連支出が完全にゼロとなった月を積み重ね、生活再建が着実に進んでいる事実を客観的な数字で示し続けたことが、最終的な裁量免責の判断にあたって大きな材料となりました。
💡 解決結果
最終的に裁判所は異時廃止決定(破産手続中に財団が手続費用に不足することが判明した場合に手続を終了する決定)と免責許可決定を同日付で出し、依頼者は数百万円規模の借金について法的支払義務から完全に解放されました。免責不許可事由にあたるギャンブル債務であり、しかも申立後に一度再発があったにもかかわらず、裁量免責を勝ち取ることができた、難易度の高い案件でした。
💬 弁護士からのアドバイス
「ギャンブルやFX・浪費が原因だから自己破産しても無駄」と諦めている方が非常に多いのですが、これは正確ではありません。確かにこれらは破産法上の免責不許可事由に該当しますが、実務上は裁判所の裁量免責で救済されるケースが数多くあります。
裁量免責を獲得するために最も重要なのは、次の3点です。
1. 隠さず正直に申告すること:ギャンブル支出を家計収支表で正確に記載し、過去の経緯も正面から説明することが、裁判所の信頼を得る出発点になります。
2. 生活再建の実体を作ること:通帳のご家族による管理、依存症治療の受診、現金を持たない仕組みなど、再発防止のための具体的な行動を積み重ね、数字(家計収支表)で示します。
3. 裁判所・破産管財人との情報共有を継続すること:月次の積立状況報告書や家計収支表を通じて、生活再建が進んでいる事実を客観的な数字で示し続けることが、裁量免責の判断材料になります。
申立て後に一度ギャンブルが再発してしまったとしても、ただちに免責不許可になるわけではなく、その後の対応次第で十分に挽回可能です。諦めずに弁護士に相談していただくことが、生活再建への一番の近道です。
📞 このような方はぜひご相談ください
- ギャンブル・パチンコ・公営競技・FXなどが原因で借金が膨らみ、自己破産を諦めかけている方
- 自己破産の申立てを考えているが「免責が認められるか不安」という方
- 一度ギャンブルや浪費で失敗した経験があり、本気で生活を立て直したい方
- 消費者金融からの借入で「自転車操業」状態になってしまっている方
大東法律事務所では、債務整理に関する初回のご相談は無料となっております。
ギャンブルが原因の借金でお悩みの方も、決して一人で抱え込まず、まずはお話をお聞かせください。
【解決事例】骨粗鬆症を理由とする素因減額の主張を退け、賠償額が約300万円から約650万円に
本件は、追突事故で腰椎を圧迫骨折した80代の男性が、加害者側保険会社から「骨粗鬆症」「既存の圧迫骨折」を理由とする素因減額(被害者が事故前から持っていた体質や疾患を理由に賠償額を減らすという考え方)を主張された事例です。
判例の精査と医学的知見に基づく反論を尽くした結果、保険会社の素因減額の主張を全面的に撤回させ、保険会社からの賠償額は当初提示額の約2倍となる約650万円で示談に至りました。先行して受領済みの自賠責保険金約200万円とあわせると、依頼者が受け取った補償額の合計は約850万円となりました。
🔍 依頼者の状況
- 依頼者: 鈴木太郎さん(仮名)・80代男性
- 当事者関係: 追突事故の被害者(停車中の追突)
- 主な争点: ①素因減額の可否(骨粗鬆症・既存の腰椎圧迫骨折)、②慰謝料の減額幅
鈴木さん(仮名)は、信号待ちで停車中に後方から追突され、腰椎の圧迫骨折を負われました。長期入院と通院を余儀なくされ、最終的に後遺障害等級12級13号(後に残った神経症状について、自賠責保険上「比較的重い部類」とされる等級のひとつ)が認定され、自賠責保険から約200万円の保険金を受領していました。
その上で、加害者側の任意保険会社から提示された追加の賠償額は約300万円にとどまりました。しかも、保険会社は「ご高齢で骨粗鬆症がある」「胸椎・腰椎に以前からの圧迫骨折が複数ある」ことを理由に素因減額を主張し、さらに「示談である以上、慰謝料は裁判基準の8割が相場」とも主張してきました。
「年齢を理由に賠償が大幅に削られるのはおかしいのではないか」とのご相談を受け、当事務所で受任することになりました。
⚖ 当事務所の対応
① 損害項目の再精査と裁判基準による再計算
まず、保険会社が提示してきた損害計算書を一項目ずつ検討し直し、入院雑費・通院付添費・休業損害・傷害慰謝料・後遺障害慰謝料などについて、裁判基準(裁判所で用いられる賠償額算定の基準で、保険会社が当初提示する額より高くなるのが通常)で計算し直しました。これにより、保険会社提示額との差額が大きいことを明確化した上で交渉を開始しました。
② 「慰謝料は裁判基準の8割が相場」との主張への反論
保険会社は、ある元裁判官の講演録を引用し「示談での解決であれば慰謝料は裁判基準の8割が妥当」と主張してきました。
これに対し、当事務所では当該講演録の全文を精査し、その元裁判官が本来述べていた趣旨は 「保険会社が裁判外で提示する6割という低水準は論外であり、最低でも8割は支払うべきだ」 という、保険会社の不誠実な交渉姿勢を批判するものであることを指摘しました。すなわち「8割」は減額の上限ではなく支払うべき下限を示したものに過ぎず、保険会社の主張は文脈を切り取って解釈を歪曲したものだと書面で詳細に反論しました。
③ 「骨粗鬆症」を理由とする素因減額への反論
保険会社は、診断書に骨粗鬆症の記載があることを根拠に2割の素因減額を主張しました。
これに対し、当事務所では 「骨粗鬆症は80代男性の相当割合が罹患する年齢相応の生理的変化に過ぎず、加害者に全額賠償させることが公平を失するような『疾患』には当たらない」 という反論を、医学的知見と裁判例を引用して展開しました。
④ 「既存の圧迫骨折」を理由とする追加主張への反論
ところが保険会社は、骨粗鬆症の主張を取り下げる代わりに、今度は「自賠責の認定上、被害者の腰椎に多数の既存障害が認められる」ことを根拠に、別の角度から素因減額を主張してきました。
当事務所では、自賠責保険における 「加重障害」(もともと後遺障害があった人に新たな後遺障害が加わった場合の自賠責保険金支払いを調整するための行政的・形式的なルール)と、民事上の 「素因減額」 とは別制度であることを明確に指摘しました。本件で賠償の対象となっているのは、既存の変形障害ではなく、「本件事故が唯一の原因で発生した新たな腰椎圧迫骨折」と「それによって生じた新たな痛み」 であること、そして自賠責の認定理由書自体が「事故後から生じた症状」と明記していることを示し、論点のすり替えに過ぎないと反論しました。
💡 解決結果
最終的に、保険会社は素因減額の主張を全面的に撤回し、後遺障害慰謝料についても裁判基準どおりの支払いを認めました。傷害慰謝料についてのみ、早期解決のため裁判基準の95%への減額に当方が応じる形で示談が成立し、保険会社からの最終的な追加賠償額は約650万円(当初提示額の約2.16倍)となりました。
既に受領済みの自賠責保険金約200万円とあわせると、依頼者が受け取った補償額の合計は約850万円にのぼり、当初提示水準(自賠責とあわせて約500万円)から大幅に増額する解決となりました。
💬 弁護士からのアドバイス
高齢の被害者の場合、保険会社から「骨粗鬆症がある」「既往症がある」「歳を考えれば回復は早かったはず」といった理由で素因減額を主張されることが少なくありません。しかし、裁判例の蓄積によれば、年齢相応の生理的変化(加齢性の骨密度低下や軽度の脊椎変形など)は法的に「疾患」とは評価されず、素因減額の対象にはならないのが原則です。
また、保険会社は元裁判官の発言や裁判例の一部を切り取って、依頼者に不利な方向で主張してくることがあります。こうした主張には、その引用元の全文を精査し、文脈に照らした正しい解釈を示すことで反論することが極めて重要です。
ご高齢の方の交通事故では、「年齢のせいで賠償額が安くなるのは仕方ない」と諦めてしまわれるケースもありますが、法的に争う余地は十分にあります。提示額に納得がいかない場合、弁護士にご相談いただくことで賠償額が大きく増額する可能性があります。
📞 このような方はぜひご相談ください
- 高齢の家族が交通事故に遭い、骨折等の重い怪我を負った方
- 保険会社から「骨粗鬆症」「既存障害」を理由に賠償額の減額を提示されている方
- 後遺障害等級は認定されたが、保険会社からの提示額が妥当か判断がつかない方
- 「示談だから裁判基準の8割しか払えない」と保険会社に言われ、納得できない方
大東法律事務所では、交通事故に関する初回のご相談は無料となっております。交通事故の賠償額・後遺障害でお悩みの方は、今すぐご相談ください。
【解決事例】離婚した元夫の住宅ローン連帯債務 — 約10年越しの請求から自己破産で解放された事例
本件は、約20年前に当時の夫が組んだ住宅ローンの連帯債務者となっていたために、離婚後に元夫が滞納し、自宅の競売後も約2,400万円規模の残債務を背負い続けていた依頼者が、自己破産の申立てによって免責許可決定を得て債務が免除され、経済的に再出発できた事例です。受任から約5か月でのスピード解決となりました。
🔍 依頼者の状況
- 依頼者: 山田和子さん(仮名)/50代女性
- 当事者関係: 離婚した元夫の住宅ローンの連帯債務者/現在は長女と二人暮らし
- 主な争点: 自宅の競売実行後も残った住宅ローン残債務(約2,400万円規模)の処理
山田さんは20年以上前、当時の夫がマイホームを購入する際に組んだ住宅ローンの連帯債務者となりました。当時は「夫婦で家を持つのだから当然のこと」という感覚で書類にサインしたといいます。
その後、ご夫婦は別居・離婚にいたり、住宅と住宅ローンは元夫が引き継ぐ約束で離婚届を出されました。山田さんは、ご自身が住むこともなくなった住宅について、もうご自身には関わりのないものと考えていたそうです。
ところが離婚から数年が経った頃、突然、住宅ローンを貸し付けていた機関から「元夫の方が住宅ローンの支払いを滞納しています」との連絡が入りました。山田さんはパート収入で学生だった長女を育てるのが精一杯で、月額10万円規模の請求に応じる余裕はとてもありません。やがて住宅は競売にかけられましたが、それでも残った債務は依然として山田さんへ請求され続けました。
そして約10年が経過したある日、ついに住宅ローンの貸付機関から訴状が届きます。「もう自分一人ではどうにもならない」と弁護士相談に踏み切られたのが、大東法律事務所との出会いでした。
⚖ 当事務所の対応
① 受任通知の発送ですべての請求・督促を即時停止
ご相談後すぐに委任契約をお預かりし、ただちに受任通知を発送しました。受任通知が届いた時点で、債権者は依頼者ご本人への直接の請求・取立てを停止することが法律上義務づけられています。長年プレッシャーに晒されてきた山田さんは、これだけで「やっと安心して眠れるようになった」とおっしゃっていました。
② まず消滅時効を検討、その上で同時廃止での申立てを選択
ご相談を受けて当事務所がまず検討したのは、消滅時効の援用による解決可能性でした。長期間にわたって債権者からの請求が止まっていれば、時効の援用によって支払義務を消滅させられる場合があるためです。しかし本件は、過去に住宅の競売手続が実施されており、時効はすでに更新されていたため、援用の余地はないと判断されました。
そこで自己破産による解決方針に切り替えました。自己破産には、破産管財人が選任されて財産の換価・配当を行う管財事件(予納金が高く期間も長い)と、破産者に処分すべき財産がない場合に破産手続開始と同時に手続を終了させる同時廃止(費用も期間も大幅に少なくて済む簡易な方式)の2種類があります。山田さんは換価対象となるような目立った財産をお持ちでなく、また免責不許可事由(浪費・ギャンブル・詐術など、裁判所が免責を認めないと定めている事由)にも該当する事情がなかったため、同時廃止としての申立てを選択し、ご本人の負担(予納金・期間ともに)を最小限に抑えました。
③ 受任から約5か月でのスピード解決
受任通知の発送から免責許可決定の確定まで、約5か月で完結。お子様の奨学金の連帯保証人にもなっていらっしゃいましたが、こちらはお子様ご本人が滞りなく返済を続けていらっしゃるため、自己破産による影響はありませんでした。
💡 解決結果
裁判所より免責許可決定が下り、確定しました。約20年前に書類にサインしてしまった住宅ローン約2,400万円の連帯債務者としての責任から、完全に解放されたことになります。受任から決定確定まで約5か月という、自己破産事件としては非常にスピーディーな解決でした。
山田さんからは「もう督促状に怯えなくていい」「これでようやく長女と落ち着いた生活が送れる」と、安堵のお言葉をいただきました。
💬 弁護士からのアドバイス
「連帯保証・連帯債務は、離婚しても消えません」 — これは、私たち弁護士が皆様にもっとも繰り返しお伝えしたいことの一つです。
結婚当時に「当然のこと」「形式だけ」と思って住宅ローンの連帯債務者になられた方、あるいは経営者である配偶者の事業資金の連帯保証人になられた方は決して珍しくありません。しかし、離婚協議書で「住宅ローンは元夫(元妻)が支払う」と取り決めをしたとしても、それは夫婦間の約束にすぎず、貸付機関(債権者)に対しては何の効力もありません。元配偶者が滞納すれば、貸付機関は連帯債務者・連帯保証人であるあなたご本人に対して請求してきます。
また、「もう何年も前のことだから」「訴訟まで起こされてからではもう手遅れだろう」とお考えの方もいらっしゃいますが、それも誤解です。訴状が届いてからでも、自己破産の手続きは十分に間に合います。重要なのは、一人で抱え込まずに、できるだけ早い段階で弁護士にご相談いただくことです。
📞 このような方はぜひご相談ください
- 元配偶者の住宅ローンや借入の連帯保証人・連帯債務者になっていて、滞納の連絡が来た方
- 何年も前の借金について、ある日突然訴状や督促状が届いた方
- 自宅が競売にかかったあとも、残債務の請求が続いて困っている方
大東法律事務所では、債務整理(自己破産・個人再生・任意整理)の初回ご相談は無料となっております。
連帯債務・連帯保証でお悩みの方は、お一人で抱え込まず、今すぐご相談ください。
【解決事例】売上維持でも休業損害が認められた事例 ― 個人事業主の交通事故、紛セン調停で900万円の解決
本件は、追突事故で身体を痛めながらも、経営努力により売上を維持していた個人事業主の方が、相手方保険会社から「減収していないので休業損害は発生していない」と主張された事例です。
外注費の急増と所得の実質的な減少を客観的に立証し、交通事故紛争処理センターの調停において、相手方保険会社から総額900万円の支払いを受ける内容で和解が成立しました。
🔍 依頼者の状況
- 依頼者: 藤田進さん(仮名)
- 当事者関係: 信号停車中に後方から追突された交通事故の被害者
- 主な争点: 個人事業主の休業損害の有無と算定方法
藤田さんは、関西圏で工場設備の運搬・据付けを請け負う個人事業主の方です。長年、ご自身も現場に出てクレーン操作や重量物の運搬を担い、青色申告で堅実に事業を続けてこられました。
ところが、ある日の昼下がり、得意先へ向かう途中、信号で停車していたところを後続車に追突され、首から肩、腰にかけて強い痛みを抱えるようになりました。診断は外傷性頸部症候群・右肩関節症・腰痛症。事故後、首を回す動作や重量物を支える姿勢を取るたびに鋭い痛みが走り、現場での実作業がほとんどできない状態になってしまいました。
それでも藤田さんは、長年お付き合いのある取引先に迷惑をかけたくないという一心で、外注業者に頭を下げて頼み込み、ご自身が担っていた作業を肩代わりしてもらうことで、なんとか売上を維持してこられました。約100日以上の通院治療を経たのち、自賠責保険において後遺障害14級9号(神経症状)の認定も受けています。
しかし、いざ相手方保険会社と休業損害の交渉に入った段階で、思いもよらない反論を受けました。
「決算書を見ると、事故の前年より売上が増えているではないか。減収していない以上、休業損害は発生していない」
――そう一蹴されてしまったのです。納得のいかない藤田さんは、当事務所にご相談に来られました。
⚖ 当事務所の対応
① 交通事故紛争処理センターへの申立て
ご相談を伺った結果、相手方保険会社との示談交渉では解決の糸口が見えない状況だと判断し、交通事故紛争処理センター(紛セン)へ申立てを行いました。紛センは、裁判ほど時間や費用がかからず、第三者である嘱託弁護士が間に入って和解あっせんを進める手続です。本件のように、損害額の評価で大きく主張が対立する事案では特に有効です。
② 税理士報告書を活用した「休業損害」の客観的立証
休業損害が「減収していないから出ない」と切り捨てられないようにするため、関与税理士の作成した報告書を中心に主張を組み立てました。具体的には、
- 事故前年と事故年で外注費が約400万円も急増していたこと
- 一方で、事故年の事業所得は前々年比で約400万円減少していたこと
- コロナ禍による特殊な変動を除外するため、令和元年の所得を比較対象とすべきこと
- 申告書類や仕訳の根拠を含めた具体的な数字
を、税理士が職業的責任のもとで証明した報告書として裁判所相当の場に提出しました。さらに、医療通院日や現場に出られなかった日を整理した稼働できなかった日数を裏付け資料とあわせて提示しました。
③ 「売上維持=損害なし」論への反論
そのうえで、相手方の「売上は減っていないから損害はない」という議論に対して、次のように反論を展開しました。
- 売上が維持できたのは、依頼者の経営努力によって、ご自身ができなくなった作業を外注に肩代わりさせた結果であり、その外注費の急増こそが事故による損害そのものであること
- 個人事業主の休業損害は、表面上の売上額ではなく、事業所得+固定費(地代家賃・従業員給与等)を基礎収入として評価すべきであり、稼働できなかった日数に応じた逸失利益が現に発生していること
- 申告漏れの修正は税理士の指導に基づく適正な手続によるものであり、各年度の所得が客観的な裏付けをもって確定していること
これにより、「数字の表面」ではなく「事業の実態」に踏み込んだ損害評価を裁定者に求めました。
💡 解決結果
紛争処理センターの和解あっせんは複数回の期日を重ねましたが、最終的に休業損害として約725万円が認められ、相手方保険会社から、既払金を控除したうえで総額900万円の支払いを受けるという内容で和解が成立しました。
自賠責保険における後遺障害14級9号(神経症状)の認定もあわせ、ご自身が経営を維持するために負担してきた外注費の増加と、現に動けなかった期間の損害が、正面から賠償の対象として認められた結果となりました。
藤田さんからも、「『売上が減っていないんだから諦めるしかないのか』と思っていたところを、きちんと数字で立証してもらえて本当に救われた」とのお言葉をいただいています。
💬 弁護士からのアドバイス
個人事業主の方の休業損害は、給与所得者の場合と比べて算定が一筋縄ではいきません。特に本件のように、「事業主としての責任感から無理をして売上を維持した」結果、表面の決算上は減収が見えにくくなっているケースでは、保険会社の提示金額がご自身の実感とかけ離れたものになりやすく、ご納得のいかないまま示談に応じてしまわれる方も少なくありません。
しかし実際には、次のような視点で立証を積み重ねていくことで、賠償が認められる余地は大きく広がります。
- 外注費・人件費の増加分を、ご自身が稼働できなかったことによる「肩代わりコスト」として位置づけて主張する
- 地代家賃・基本給など、稼働の有無にかかわらず発生する固定費を基礎収入に含めて計算する
- 青色申告決算書・確定申告書・各種帳票を、関与税理士の報告書というかたちで客観的な立証資料に仕立て直す
- 必要に応じて、交通事故紛争処理センター等の第三者機関を積極的に活用し、裁判よりも短期間で柔軟な解決を目指す
「売上が減っていないから休業損害は出ない」と言われて諦める前に、ぜひ一度、専門家にご相談いただきたいと思います。
📞 このような方はぜひご相談ください
- 自営業・フリーランスで、売上は変わらないのに事故の後遺症で以前のように働けず、外注費や人件費がかさんで困っている方
- 相手方保険会社から「減収していないので休業損害は出せません」と言われ、ご納得のいかない方
- 後遺障害が残ったものの、相手方の賠償提示額が低額で示談に応じるべきか迷っている方
大東法律事務所では、交通事故のご相談は初回無料で承っております。個人事業主の方の休業損害や後遺障害など、複雑な算定が必要となる事案にも数多く取り組んでまいりました。お悩みの方は、今すぐご相談ください。
【解決事例】返済額月10万円→月6万円|任意整理で解決した事例
【解決事例】一括請求で450万円に!月10万円超の返済を任意整理で解決した事例
本件は、月額10万円超の事業資金の返済が滞ったため遅延損害金が膨らみ、業者から一括請求を受けた借金の事例です。当事務所の交渉により、遅延損害金をカットし、月々の返済も約6万円の分割払いに変更して事業を立て直すことができました。
🔍 依頼者の状況
- 依頼者: 本田 一郎様(仮名)
- 債権者: 消費者金融
- 債務額: 450万円
- 返済額:月10万円超
本田様は、個人事業の運転資金として複数の貸金業者から借り入れをしていました。各社への返済を合わせると月々10万円を超えており、事業の収益を圧迫する厳しい状況でした。
その後、一時的に事業の調子が大きく悪化し、高額な月々の返済を続けることができず、ついに数ヶ月にわたり返済が滞ってしまいました。
その結果、多額の遅延損害金が発生して請求総額は450万円に膨れ上がっただけでなく、一部の債権者からは「期限の利益の喪失」を理由に残額の一括払いを求める厳しい督促を受ける事態に陥っていました。
このままでは事業の継続も不可能になると、精神的に追い詰められた状態で当事務所にご相談に来られました。
⚖ 当事務所の対応
ご依頼を受け、当事務所では一刻も早い状況の改善と事業再建のため、直ちに以下の対応を開始しました。
① 受任通知の発送と一括請求の停止
まず、ご依頼後すぐに全債権者へ受任通知を発送しました。これにより、本田様への直接の連絡や取り立て、特に精神的負担の大きかった一括払いの督促を即時に停止させました。
まずは差し迫った危機を回避し、落ち着いて交渉の準備を進める環境を確保しました。
② 事業状況のヒアリングと現実的な返済計画の策定
従前の月10万円を超える返済は到底不可能であることを前提に、本田様の現在の事業収支や家計を詳細にヒアリングしました。
その上で、今後の事業継続に支障が出ない、現実的かつ継続可能な返済額(月々約6万円)を算出。これを基に、返済総額の圧縮と分割返済への変更を目指す交渉方針を固めました。
③ 一括請求の撤回と大幅な債務圧縮交渉
最大の懸案であった一括払いを求めていた債権者に対し、分割払いに応じるよう粘り強く交渉しました。並行して、全債権者に対し、遅延損害金の大幅な免除と将来利息の全額カットを要求。
本田様の誠実な返済意思と具体的な返済計画を示すことで、最終的に全ての条件について合意を取り付けることに成功しました。
💡 解決結果
全ての債権者との交渉がまとまり、まず懸念されていた一括請求は全て撤回されました。さらに遅延損害金が大幅にカットされた結果、請求総額450万円だった借金は350万円まで圧縮。今後の将来利息も発生せず、月々の返済額も約6万円の分割払いとなりました。
一括払いの恐怖から解放され、返済のゴールも明確になったことで、本田様は安心して事業に専念できるようになり、力強い再スタートを切ることができました。
💬 弁護士からのアドバイス
返済が滞り、債権者から「一括請求通知」や「最後通告」といった書面が届いた場合、それは訴訟や差し押さえといった法的措置の一歩手前の、非常に危険なサインです。決して放置してはいけません。
このような状況に陥ってしまっても、弁護士が介入することで、債権者との交渉のテーブルを設け、分割払いや債務の減額に応じてもらえる可能性は十分にあります。一人で抱え込まず、手遅れになる前に、ぜひ一度専門家にご相談ください。
📞 このような方はぜひご相談ください
- 債権者から一括払いを求める督促や通知が届いている方
- 毎月の返済額が大きく、生活や事業を圧迫している方
- 返済が滞ってしまい、遅延損害金が膨らんでお困りの方
当事務所では、借金問題に関する初回のご相談は無料となっております。借金にお困りの方は、お一人で悩まず、今すぐご相談ください。
▼お問い合わせはこちら▼
【解決事例】定年後の収入減で住宅ローンが破綻…任意売却後の残債1800万円超を自己破産で全額免除
【解決事例】定年後の収入減で住宅ローンが破綻…任意売却後の残債1800万円超を自己破産で全額免除

本件は、定年後の再雇用による収入減少が原因で住宅ローンを滞納し、ご自宅を任意売却したものの、なお1800万円以上の残債務に苦しんでおられた方の事例です。
当事務所が自己破産申立てをサポートし、やむを得ない事情を裁判所に丁寧に説明したことで、無事に全ての借金の免除が認められました。
🔍 依頼者の状況
- 依頼者:高橋正雄さん(仮名)
- 債権者:銀行
- 債務額:約1800万円
高橋正雄さん(仮名)は、長年にわたり真面目に働き、住宅ローンを返済しながら安定した生活を送られていました。過去に一度、他の借金が原因で個人再生を行いましたが、その際も住宅ローンだけは滞納することなく支払い続けてこられました。
しかし、定年を迎え、再雇用となったことで手取り収入が大幅に減少。 月々15万円の住宅ローンの支払いが徐々に家計を圧迫し始め、ついに滞納せざるを得ない状況に陥りました。
さらに、職場の人間関係の悩みから退職し、一時的に無収入となったことで状況はさらに悪化。ご自宅は任意売却しましたが、1800万円を超える多額のローンだけが残ってしまい、途方に暮れて当事務所にご相談に来られました。
⚖ 当事務所の対応
① ご状況のヒアリングと最適な解決策のご提案
高橋様から、これまでの誠実な返済の経緯と、定年後の収入減というご自身ではどうすることもできない事情で返済不能に陥った状況を詳しくお伺いしました。
任意売却後も多額の負債が残っていることから、自己破産手続きによって残債務の免責を得ることが、生活を再建するための最も現実的かつ最善の方法であるとご提案しました。
② 裁判所への丁寧な事情説明
自己破産の申立書や報告書を作成するにあたり、当事務所は、高橋様が長年にわたり真面目に返済を続けてこられたこと、そして今回の事態が定年による収入減というやむを得ない事情によるものであることを、裁判所に対して丁寧に主張しました。
過去に生活苦のため個人再生を利用された事実も誠実に報告し、今回の破産申立てに至る経緯を明確に説明しました。
③ スムーズな免責許可の獲得
本件では、浪費やギャンブルといった免責不許可事由は一切なく、真面目に生活されてきた方が不測の事態で経済的に立ち行かなくなったケースでした。
当事務所が事情を正確に裁判所に伝えることで、手続きはスムーズに進行し、無事に免責許可決定を得ることができました。
💡 解決結果
裁判所から免責許可決定が下りたことにより、ご自宅を任意売却した後に残っていた1800万円超の負債全額の支払いが免除されました。
高橋様は、長年背負ってきた住宅ローンという大きな重荷から完全に解放され、新しい住まいで安心して老後の生活を送るための再スタートを切ることができました。
💬 弁護士からのアドバイス
「マイホームだけは手放したくない」というお気持ちは非常によく分かります。
しかし、定年後の収入減や予期せぬ失業などで、住宅ローンの返済が家計を圧迫し、生活そのものが成り立たなくなってしまうケースは少なくありません。
状況によっては、早めに専門家へ相談し、ご自宅を任意売却した上で残ったローンを自己破産で整理することも、穏やかな生活を取り戻すための賢明な選択肢となり得ます。一人で抱え込まず、まずはご状況をお聞かせください。
📞 このような方はぜひご相談ください
- 定年や転職、病気などで収入が減り、住宅ローンの返済が困難になった方
- 住宅ローンを滞納しており、保証会社から一括請求を受けている方
- 自宅を売却してもローンが完済できず、残債務の処理に困っている方
当事務所では、借金問題に関する初回のご相談は無料となっております。借金でお悩みの方は、今すぐご相談ください。
【解決事例】威力業務妨害事件において不起訴処分、勾留延長一部阻止を獲得した事例
威力業務妨害事件において不起訴処分、勾留延長一部阻止を獲得した事例をご紹介します。
| 性別 | 男性 |
| 罪名 | 威力業務妨害 |
| 結果 | 不起訴処分、勾留延長一部阻止 |
事案の概要
会社に対して殺害予告の連絡を行い、威力業務妨害の疑いで逮捕された事案
ご相談に来られた経緯
ご本人が逮捕され、同居のご両親が今後の対応についてご相談に来られました。
弁護士へのご依頼から解決まで
ご相談を受けた当日中に検察庁に向かい、ご本人から詳しい事情を確認したところ、殺害予告の連絡は実際にしてしまったことであり、ご自身も認めていることが分かりました。 そこで、前科が付かないようにするため、被害者の会社と示談をして被害届を取り下げてもらうことで、不起訴処分を目指すことになりました。
弁護士から被害者の会社に連絡をとり、謝罪と示談の申し入れを行いました。
本人の反省文や誓約書を準備の上、示談の交渉に臨みましたが、被害者の会社の方は、逆恨みや予告した内容を実際に行わないかという不安が拭えないとのご指摘がありました。
そこで、両親に身元引受人となってもらい、今後本人を更生させるにあたってどのように監督していくか詳細に計画を立て、その計画を実施する旨の誓約書を作成しました。
その結果、示談に応じていただき、被害届を取り下げていただくことができました。
また、本件については10日間の勾留の後、さらに捜査の必要があるとして勾留期間を延長することを検察官から示唆されていました。
逮捕されたことは勤務先には知られていませんでしたが、勾留期間が更に10日延びることとなれば、勤務先にばれる可能性も大きくなり、今後の就労に影響が出る可能性があり、勾留延長を回避する必要がありました。
そこで、勾留延長の必要性がなく、法律上延長が認められないことや、認められるとしても数日のみに限られるべきであることについて詳細な意見書を作成し、検察官に申し入れを行い、裁判所にもその旨の意見書を提出しました。
その結果、勾留延長については3日に抑えることができ、処分結果も不起訴となり、前科がつくことを防ぐことができました。
弁護士のコメント
逮捕・勾留されている事件では、勾留されてから10日以内に処分が決定されることになりますが、事案によっては更に10日間勾留が延長されることがあります。
身体拘束は非常に重い負担や社会生活上の不利益を生じさせるものであり、これを回避するための手続を行うことも、弁護人として重要な役割となります。
弁護士へのご相談は、早ければ早いほど可能な弁護活動が広がり、良い結果を得られる可能性が高くなりますので、早めの相談をおすすめします。
【解決事例】不貞行為を疑われて慰謝料を請求されたが、大幅に減額した金額で和解できた事例
不貞行為を疑われ、慰謝料を請求をされたところ、請求された金額から9割と大幅に減額した金額で和解することが出来た事例をご紹介します。
| 性別 | 男性 |
| 事件名 | 不貞行為の慰謝料請求 |
| 獲得額 | 270万円の減額 |
事案の概要
会社の同僚の女性と親しくしていたところ、女性の夫から不貞行為を疑われ、300万円の慰謝料を請求された事案。
ご相談に来られた経緯
相手方の弁護士から内容証明郵便による慰謝料請求の通知が届いたため、どのように対応したらよいか悩み、すぐに相談に来られました。
弁護士へのご依頼から解決まで
相手方も弁護士を入れて請求してきている以上、一切支払に応じないとすると、裁判を起こされる可能性があります。もちろん、裁判で全面的に争うことも考えられますが、その場合、紛争が長期化することが見込まれました。
しかし、ご本人としては、裁判などで長期間争うことまでは望まれず、早期解決を望まれていました。
そこで、不貞行為は否定しつつも、相手の女性との距離感を誤ったために誤解させてしまったことについて謝罪し、いくらかの解決金を支払うことで和解する方針でご依頼いただくことになりました。
ご依頼いただいた後は、すぐに弁護士が相手方の弁護士に連絡し、交渉に入りました。
当初、相手方は、不貞行為の事実を認めて慰謝料を支払わなければ裁判を起こすと強気の主張で、女性と2人きりで個室で過ごした証拠(=不貞行為の証拠)として、複数の資料が提出されました。
一見すると、不貞行為の証拠になるとも思える資料でしたが、内容を精査すると、どの資料も女性と2人きりで過ごしたことの決定的な証拠となるものではありませんでした。
そこで、それらの資料が不貞行為の証拠にはなり得ないことについて丁寧に説明しつつ、仮に裁判になったとしても不貞行為は認められないと、強気で交渉を進めました。
その結果、相手方の当初の請求額から大幅に減額し、解決金として30万円を支払うことで、和解が成立しました。
弁護士のコメント
弁護士からの通知はある日突然届くため、受け取ってパニックになられる方も珍しくありません。特に、自分にとって身に覚えがないものであれば、尚更です。
しかし、このような場合に慌てて自分で対応しようとすると、そこで話した内容などが、後に不利な証拠となってしまう可能性もあります。
本件では、相手方の弁護士から連絡があった後、すぐにご相談に来ていただけたため、適切な対応をとることができました。
相手方の弁護士から書面が届いた場合でも、まずは慌てずに、ご自身も弁護士にご相談されることをお勧めします。
« Older Entries
